グルカンと真菌と炎症

感染以外の、たとえばアレルギーによる炎症を極力少なくした上でグルカン摂取により深在性でも真菌対策できるか。

真菌にアレルギー起こしてたら本末転倒か。 βグルカンは細菌の細胞壁でもあるわけやから、免疫賦活で細菌が死ぬと逆にTh2優位になったり抑制に働くから結果的に逆効果。

真菌の脂質フィトスフィンゴシンを免疫受容体CD300bが認識して、樹状細胞がNOを産生して、炎症部位に好中球を集めて促進・悪化させる

フィトスフィンゴシンはスフィンゴ脂質の約60%を占める。セラミドの前駆体のはずなのになぜ炎症? 自己ならいいのか。真菌由来がやばいってだけか?

ザイモサン投与で免疫受容体CD300bを欠損させてると炎症が悪化しない。 ザイモサン:イースト菌(一般的には出芽酵母)の細胞壁由来の多糖類の懸濁液。マクロファージや好中球の活性化および機能研究などに使用される。 グルカン(58%)、マンナン(18%)などの多糖類、タンパク質、キチン質、糖脂質および灰分を含む混合物。水に不溶であるが均一に分散する。

グルカン→デクチン→樹状細胞活性→NO→好中球→サイトカイン&IgE

レンチナン、ザイモサン、グリフォラン、つまりグルカンでTh1が賦活するということはTh2もTh17も若干抑制されるってことか。 つまり反動が起きると考えると賦活したら抑制に向かうし、細菌より真菌が強くて数も優位なら、単純に全滅させない限りその勢力図は変わらなくて、増殖したら感染も広く深くなるしアレルギーも増悪するやん。

グルカンが、直鎖構造か扇状構造かによっても症状が変わる。

交差抗原性もある。

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