何事も続かないのは本人のせいじゃなくエントロピー増大の法則のせい

  • 勉強や仕事が億劫
  • 部屋の片付けが億劫
  • 掃除が億劫
  • 筋トレやダイエットが続かない
  • 禁煙や禁酒に何度も失敗する
  • 前向きになれない
  • いじめや戦争がなくならない

これらのすべては、エントロピー増大に抗うネゲントロピーの難しさを示してる。

エントロピー増大の法則?

  • エントロピー増大の法則
  • 意味:放置すると、あらゆる物事は不可逆で混沌・離散・破滅に向かう。
  • エントロピー:乱雑さのこと。無秩序。
  • 別名:熱力学の第二法則。

エントロピー増大は「べき乗グラフ」の形を取る

ネゲントロピー?

  • ネゲントロピー
  • 意味:エントロピー増大に唯一、抗うもの。生命現象。秩序側に向かう力。ネガティブエントロピーの略。

ネゲントロピーは「シグモイド曲線」の形を取る

  • プラトー現象(停滞期):なかなか変化が目に見えない時期
  • ティッピングポイント(転換点):急激に変化するタイミング
  • ブレイクスルー(成長期):変化の時期

シグモイド曲線はいろんな物事の流れを表す

いろんな日常に応用できるシグモイド曲線(タップで開く)

エントロピーに抗うのが大変な理由3つ

  1. エントロピーは「物理限界が来るまで完全自動」だから
  2. ネゲントロピーは変数に依存して頭打ちが来るから
  3. ネゲントロピーが秩序に行き過ぎると静止するから

エントロピーは「物理限界が来るまで完全自動」だから

細胞分裂、老化、人口増加、星の誕生から爆発、部屋の散らかり、微生物の培養など、物理的な限界が来るまで、時間が流れる限り、エントロピーは完全自動で増大し続ける。

ネゲントロピーは変数に依存して頭打ちが来るから

生命現象であるネゲントロピーは、環境や状況によって肉体や精神が変化して、それが意志へも影響し、一定の幾何級数的・算術級数の変化を継続しにくいゆえ、頭打ち(プラトー)が来る。

ネゲントロピーが秩序に行き過ぎると静止するから

完全自動のエントロピーに抗おうとして一気に急激に秩序側に向かうと、静止する。

完全な秩序も完全な無秩序も、最終的には静止する。質量保存の法則で、物質量に変化はないけど形が違う状態で静止(安定)する。たとえば水蒸気と氷のように。

秩序と混沌のバランスを取りつつ、完全自動で不可逆のエントロピー増大速度を上回るネゲントロピーをキープしなければならないから、抗うのが大変。

エントロピーに抗い続ける最適解はモデリング理論

エントロピーに抗い続けるには、モデリング理論を使って最小コストでエントロピー増大速度を上回り続ける必要がある。

モデリング理論:人が環境に染まる習性を利用する理論のこと。

意志の力に頼る時点で必要リソースは増大して、サステナブルじゃなくなる。

リソースをなるべく消耗せずに(=最小コストで)結果を出し続けられるように、環境を最適化する必要がある。それがモデリング理論。

人・物・事・時・場など、より目的に最適な選択をしていくことが必須。

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